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ボリ
「ボリ〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
ボリの前後の文節・文章を表示しています。該当する15件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「私の履歴書」より 著者:浅沼稲次郎
、騒ぎはますます激しくなるばかりなので、裏口から山の中へ逃込んだ。そして多少ホト
ボリもさめたろうと町へ出てくると警察に検挙され、阿仁合警察署に留置された。ところ....
「亡び行く江戸趣味」より 著者:淡島寒月
ったが、現に熊本県下にはまだ残存している。また当時の質屋などでは必らず金網のボン
ボリを用いた。これはよそからの色々な大切なものを保管しているので、万一を慮かって....
「雪霊記事」より 著者:泉鏡花
事は、都会の坊ちゃんや嬢さんが吃驚なさるような、冷いものでないだけは取柄です。ズ
ボリと踏込んだ一息の間は、冷さ骨髄に徹するのですが、勢よく歩行いているうちには温....
「売色鴨南蛮」より 著者:泉鏡花
、堅くなった胸は、自から溝の上へのめって、折れて、煎餅は口よりもかえって胃の中で
ボリボリと破れた。 ト突出た廂に額を打たれ、忍返の釘に眼を刺され、赫と血ととも....
「南半球五万哩」より 著者:井上円了
ようやく入宿す。 七日、晴れ。終日市内を散歩し、王宮、市庁、寺院等を一覧し、チ
ボリー公園に入りて小休し、ラウント高塔にのぼりて全市を一瞰す。しかして、いずれに....
「二葉亭余談」より 著者:内田魯庵
の中に閉じ込めて何処へも出られないようにして置いた。その留守中は淋しそうにション
ボリして時々悲しい低い声を出して鳴いていたが、二葉亭が帰って来て格子を開けると嬉....
「四十年前」より 著者:内田魯庵
て民間から反対されたというは滅多に聞かない話であって、伊井公侯の欧化政策は平和的
ボリシェウィズムであった。それから比べると今日はあんまり平凡過ぎる。官僚も民間も....
「空襲葬送曲」より 著者:海野十三
シヤシンサツエイタノム。サツエイハンイハ、ヒジリバシヨリスイドーバシニイタルソト
ボリエンガン一タイ。コウドウニ、チユウイアレ。エム一三」 (例の事件につき、至急....
「赤外線男」より 著者:海野十三
まれたなり、ふかぶかと椅子の中に背を落とした。そして帽子を脱いで机の上に置くと、
ボリボリと禿げ頭を掻いた。 「書きたてるほどの種じゃないよ。それに轢死美人でも顔....
「丹那山の怪」より 著者:江見水蔭
女はいないだろうと、布団の襟から顔を出して見ると、絹張の朱骨丸行燈の影に、ション
ボリとして一人の娘が坐っていた。 おや、また来たのか。それとも先刻から立去らず....
「香水紳士」より 著者:大阪圭吉
かり悄げかえって、窓越しに、うしろへ飛び去って行く郊外近い街の屋根々々を、ション
ボリ見詰めつづけるのだった。 東京駅発午前八時二十五分の、伊東行の普通列車であ....
「古事記」より 著者:太安万侶
結婚してお生みになつた御子はオサカノヒコヒトの太子、またの名はマロコの王・サカノ
ボリの王・ウヂの王のお三方です。また春日のナカツワクゴの王の女のオミナコの郎女と....
「ドーヴィル物語」より 著者:岡本かの子
ることだったの。そしてまあ、私のやれる迄はやったのですけど第一番に賭博場の探偵長
ボリス・ナーデルの眼についたらしいのよ。 ――ふうむ。それで君、何うしても今夜ス....
「深川女房」より 著者:小栗風葉
う」 女も今度は素直に盃を受けて、「そうですか、じゃ一つ頂戴しましょう。チョン
ボリ、ほんの真似だけにしといておくんなさいよ」 「何だい卑怯なことを、お前も父の....
「黒死館殺人事件」より 著者:小栗虫太郎
なければならなくなりました」
「ああ、まるで狂人になるような話じゃないか」熊城は
ボリボリふけを落しながら呟いた。「サア、そろそろ、天国の蓮台から降りてもらおうか....