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「マクロ〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す

マクロの前後の文節・文章を表示しています。該当する7件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
日本脱出記」より 著者:大杉栄
上の何かの不備からなのだろう。そしてその色男らしい風采や処作から推すと、どうも「マクロ」らしく思われた。マクロというのは、淫売に食わして貰っている男のことだ。 ....
古事記」より 著者:太安万侶
の祖先です。次にオキナガタワケの王の子、クヒマタナガ彦の王、この王の子、イヒノノマクロ姫の命・オキナガマワカナカツ姫・弟姫のお三方です。そこで上に出たワカタケル....
巴里の唄うたい」より 著者:岡本かの子
いところのものこそ彼女の生涯の唄の師である。 彼女が唄うところのものはジゴロ、マクロの小意気さである。私窩子のやるせない憂さ晴しである。あざれた恋の火傷の痕で....
自然現象の予報」より 著者:寺田寅彦
荷電等のごとき性質のものが与えられたりとせよ。もし物体の内部構造等に立ち入らざるマクロスコピックの見方よりすれば、これらの量は直ちに物体の状態を単義的に指定すれ....
道徳の観念」より 著者:戸坂潤
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十二支考」より 著者:南方熊楠
し、その胆を薬用する事は本篇の初回に述べた。プリニウス言う、エチオピアの長生人《マクロビイ》アトス山の住民等蝮を常食とし、虱《しらみ》生ぜず四百歳の寿を保つと。....
女百貨店」より 著者:吉行エイスケ
ないのよ。」 「これは失礼。だが、不眠症になるような取引を申しこまれたのはどこのマクロー様かね。」太田ミサコは鉤形《かぎがた》の鼻を鳴らして殺風景な部屋椅子に腰....