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「マジョ〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す

マジョの前後の文節・文章を表示しています。該当する15件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
クララの出家」より 著者:有島武郎
とが、滑かな陽春の空気に柔らめられて、夢のように見渡された。寺院の北側をロッカ・マジョーレの方に登る阪を、一つの集団となってよろけながら、十五、六人の華車な青年....
話の種」より 著者:寺田寅彦
五十 濃霧を消散する新案 ロンドンは霧の名所であるそうなが、近頃マジョラという人がこの霧を消す新案をして気象台でこれに関する研究をしているそうな....
レ・ミゼラブル」より 著者:豊島与志雄
。それからまたある日、私は司教を見ました。皆が閣下と言っていました。マルセイユのマジョールの司教でした。多くの司祭の上に立つ司祭なんです。どうも私にはうまく言え....
虞美人草」より 著者:夏目漱石
た。 春の影は傾《かたぶ》く。永き日は、永くとも二人の専有ではない。床に飾ったマジョリカの置時計が絶えざる対話をこの一句にちんと切った。三十分ほどしてから小野....
行人」より 著者:夏目漱石
ぐら》をかいて、「なるほど」と云いながらそこいらを見廻した。 机の上には和製のマジョリカ皿があった。薔薇《ばら》の造り花がセゼッション式の一輪瓶《いちりんざし....
彼岸過迄」より 著者:夏目漱石
頬杖《ほおづえ》を突いてぼんやりしていた。今朝|煙草《たばこ》の灰を棄《す》てたマジョリカの灰皿が綺麗《きれい》に掃除《そうじ》されて僕の肱《ひじ》の前に載《の....
犂氏の友情」より 著者:久生十蘭
をして、おお、そうか。見そこなってすまなかったなァ。おまえさんがそんな|偉ら方《マジョール》とは知りませんでしたよ。……言葉つきまで急に丁寧になって、……もっと....
ノンシャラン道中記」より 著者:久生十蘭
っきり……」 「|一緒に要塞司令部まで来たまえ《ヌ・ザロン・ザンサンブル・オウ・マジョオル》!」 「でも……」 「|ま、いいから来たまえ《エ・ビヤン・アレ》!」....
伊太利亜の古陶」より 著者:宮本百合子
」 子爵の答えを待ちきれないらしく、彼は再び皿を手にとった。 「珍しい。こんなマジョリカが日本で手に入りますか。――いい艶だな」 日下部太郎は皿を調べながら....
一本の花」より 著者:宮本百合子
させたって云う話もあるが……」 朝子が仕事をしている硝子のインクスタンドの傍にマジョリカまがいの安灰皿があった。それへ磯田は話しながら煙草の灰を落した。 「こ....
海辺小曲(一九二三年二月――)」より 著者:宮本百合子
るやかに 春の日かげが廻って来る。 ささやかな紙の障子は ゆるがぬ日に 耀き渡りマジョリカの小壺に差した三月の花 白いナーシサス、薄藤色の桜草は やや疲....
獄中への手紙」より 著者:宮本百合子
青い紗のカーテンを透して午後の斜光が明るくさしている。机の上へ父の元買った小さいマジョリカの花瓶(中世には薬瓶としてつかわれたもの)をおいて、黄色いバラを二輪活....
獄中への手紙」より 著者:宮本百合子
でしょう。六十八度です。気温よりあつく感じます。机の上の、小さいけれども本もののマジョリカの壺にアネモネをさしておいたら、けさの蕾が見る見る開いて、満開に近くな....
獄中への手紙」より 著者:宮本百合子
白い蚊帳」「高台寺」等。 「伊太利亜の古陶」というのは一寸した諷刺的なものです、マジョリカの焼物をめぐって。「小村淡彩」は、鎌倉の小料理やへ来た馬鹿な女中をめぐ....
獄中への手紙」より 著者:宮本百合子
ピアノ本棚。テーブルの上では寿が靴下つくろいをはじめ(今よ)わたしがこれをかき、マジョリカの灰皿、九谷の皿という組合わせ。趣味において貴族、形はコモ垂れ。それで....