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マタイ伝
「マタイ伝〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
マタイ伝の前後の文節・文章を表示しています。該当する8件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「デンマルク国の話」より 著者:内村鑑三
移らん、また汝らに能《あた》わざることなかるべし
とイエスはいいたまいました(
マタイ伝一七章二〇節)。また
おおよそ神によりて生まるる者は世に勝つ、われらを....
「HUMAN LOST」より 著者:太宰治
によりて、日本の文学史は、かつてなき程の鮮明さをもて、はっきりと二分されている。
マタイ伝二十八章、読み終えるのに、三年かかった。マルコ、ルカ、ヨハネ、ああ、ヨハ....
「ある抗議書」より 著者:菊池寛
、如何なるものにても、恐れませんのは、私がただ口実を以て申すのではございませぬ。
マタイ伝に「身を殺して魂を殺すこと能わずる者を懼るる勿れ」と、あります。之が確か....
「小説 不如帰 」より 著者:徳冨蘆花
んでごらんなさいといって本を一冊くれました。それがね、そのころ初めて和訳になった
マタイ伝――この聖書の初めにありますのでした。少し読みかけて見たのですが、何だか....
「愛と認識との出発」より 著者:倉田百三
いての主張である。仏者が女人を禁じたのは肉交そのものが悪いからである。キリストが
マタイ伝に「およそ女を見て色情を起こすものは心の内すでに姦淫したるなり」といった....
「宝島」より 著者:佐々木直次郎
冷淡、不快などの身振り。 八三 死んだ人たちが磨石のように…………。――新約全書
マタイ伝第十八章第六節の中に「磨石をその頸に懸けられて海の深みに沈められん方‥‥....
「レ・ミゼラブル」より 著者:豊島与志雄
なる義務であって、それに四種ある。使徒マタイはそれをあげている、神に対する義務(
マタイ伝第六章)自己に対する義務(同第五章二十九、三十節)隣人に対する義務(同第....
「処女の木とアブ・サルガ」より 著者:野上豊一郎
トは母と父に護られてすでに此のシカモアの木蔭にすやすやと睡っていた。 それは『
マタイ伝』に出ているが、『童蒙福音書』(第八章九ー一三)にはこう記されてある。 ....