マリア観音[語句情報] »
マリア観音
「マリア観音〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
マリア観音の前後の文節・文章を表示しています。該当する3件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「詩の原理」より 著者:萩原朔太郎
おどした人物にまで、ねじけて成長せねばならないだろうか。丁度あの切支丹が、彼等の
マリア観音を壁に隠して、秘密に信仰をつづけたように、我々の虐《しい》たげられた詩....
「長崎の印象」より 著者:宮本百合子
ス等。左の硝子箱に、シーボルト着用の金モウル附礼服が一着飾ってある。小さい陶器の
マリア観音、踏絵、こんたすの類もある。ミッション・プレス、その他切支丹関係の書類....
「モルガンお雪」より 著者:長谷川時雨
の額をグッと髪の上までモルガンは撫《な》で上げたとたんに、彼は叫んだ。 「おお、
マリア観音《かんのん》!」 好奇にみちた彼の眼は素晴らしい発見に爛々《らんらん....