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マレー人
「マレー人〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
マレー人の前後の文節・文章を表示しています。該当する8件の作品を表示しています。
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「地図に出てくる男女」より 著者:吉行エイスケ
。 ここでターバンを巻いた印度人、皮膚の色褪《いろあ》せたペルシヤ人、半黒焼の
マレー人、亡国的なポルトガル人などの群に交って北京を出発してから半ヶ月後、支那の....
「十二支考」より 著者:南方熊楠
みか》より出る時、何気なく尾が廻る、その尖《さき》をみて向うべき処を定むと信ず。
マレー人説には、虎食を卜うに、まず地に伏し、両手で若干の葉をとり熟視すれば、一葉....
「人外魔境」より 著者:小栗虫太郎
醜言症という症状の一つなのだ。ああ、マヌエラにはマレーの血があるのだ。おそらく、
マレー人系統のマダガスカル人の血が、何代かまえに混入したのであろう。そしていま、....
「十二支考」より 著者:南方熊楠
た(『土耳其紀行《トラヴェルス・インツー・ターキー》』一七四四年版、一二〇頁)。
マレー人は、※の雄は腹の外の皮が障《さわ》る故、陸に上れば後二脚のみで歩むと信ず....
「十二支考」より 著者:南方熊楠
優る物をも製し売り込んで、昔取られた金を取り返したら如何《いかん》と勧め、同時に
マレー人等のサロング(腰巻)を安く美麗に作って持ち込めと説いたが、孔子も時に逢わ....
「十二支考」より 著者:南方熊楠
詰まらないじゃないか、このブロク(椰子猴、学名マカリス・ネメストリヌス)について
マレー人の諺に「猴に裁判を乞う」というがある。一人ありて他の一人の所有地に甘蕉《....
「十二支考」より 著者:南方熊楠
珍かなるものを貴むは習いなり。古ローマ人や今のボヘミヤ人それからビーナン等に住む
マレー人いずれも白鼠を吉兆とし(プリニウス八巻八二章。フレザー『金椏篇』初板三章....
「南半球五万哩」より 著者:井上円了
これに加わる。インド人中にはバラモン教徒、イスラム教徒、火教徒あり。そのほかには
マレー人、シナ人、アラビア人等ありて労働に従事せるが、その各種および土人の間の紛....