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「マレー半島〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す

マレー半島の前後の文節・文章を表示しています。該当する10件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
十二月八日」より 著者:太宰治
子を抱いて外に出て、お隣りの紅葉の木の下に立って、お隣りのラジオに耳をすました。マレー半島に奇襲上陸、香港《ホンコン》攻撃、宣戦の大詔《たいしょう》、園子を抱き....
十二支考」より 著者:南方熊楠
、英語でウィヤータイガー、前者は虎人に化け後者は人虎に化けるのだ、支那、インド、マレー半島その他虎の産地には大抵この俗信が存する、わが邦にも道照《どうしょう》入....
十二支考」より 著者:南方熊楠
年版ラムシオ『航海旅行記全集《ナヴィガショニ・エ・ヴィアッジ》』一巻三〇〇葉)。マレー半島のオーラン・ラウト人信ずらく、造物主|人魂《たましい》を石に封じ、大盲....
十二支考」より 著者:南方熊楠
とても軍旅、労働、斎忌等の節一定期間男女別れて群居する民少なからず、古ギリシアやマレー半島や南米に女人国の話あるも全く無根でない(一八一九年リヨン板『レットル・....
火薬船」より 著者:海野十三
る針路からかんがえると、南シナ海をさらに南西へ下っていくところからみて、目的地はマレー半島でもあるのか。 小さな貨物船は、速力のてんで到底わが駆逐艦の敵ではな....
探偵夜話」より 著者:岡本綺堂
にあたるというので、今もその噂が出たんですよ。」 この話をしている我々三人は、マレー半島の一角に横たわっている小さい島――シンガポールの町の、ある料理屋の三階....
マレー俳優の死」より 著者:岡本綺堂
らべただけのことだ。その料理店で、久しぶりで日本らしい飯を食って――なにしろ僕はマレー半島を三、四ヵ月もめぐり歩いていたあげくだから、日本の飯も恋しくなるさ。ま....
東洋文化史における仏教の地位」より 著者:高楠順次郎
ハワイ(訶陵)、スマトラ(仏逝)その附近のボルネオ、バリというような島を通って、マレー半島に来りシンガポールからカンボジャに行き、そして扶南、林邑、ことごとくイ....
西航日録」より 著者:井上円了
)に転乗し、午後五時、ペナン(Penang)に向かって発す。 五日、炎晴。終日マレー半島の西岸に沿って北走し、六日払暁、ペナン港に入る。シナ人のここに上陸する....
南半球五万哩」より 著者:井上円了
(ホンコン、シャンハイ) 第二回の国名および地名 シナ(シャンハイ、ホンコン)マレー半島(シンガポール、ペナン) インド(カルカッタ、ダージリン、バガルプル、....