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「ミドル〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す

ミドルの前後の文節・文章を表示しています。該当する8件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
安吾巷談」より 著者:坂口安吾
ものではなくて、甚しく神経衰弱的であり、女性的なものである。 私も大昔インターミドルで走高跳に優勝らしきことをやったことがあった。この日は大雨で、トラックもフ....
二十一」より 著者:坂口安吾
子供とキャッチボールしたら、十米ぐらいの距離をボールがとどかぬ。僕は元来インターミドルで優勝したジャンプの選手で、又、野球も選手、投手であった。もう四十に手のと....
歌う白骨」より 著者:妹尾アキ夫
その結果、私たち三人――ソーンダイクとポールトンと私――は、ある晴れた七月の朝、ミドル・テンプル・レーンから、テンプル波止場へ出かけることになった。浮棧橋のそば....
踊る地平線」より 著者:谷譲次
肉な眼をして「金髪」を飲んでいた。スウプのなかへ麺麭を千切って浮かすことの好きなミドルエセックス州の代言人や、絶えず来年度の鉄道延長線の計画を確かな筋から聞き込....
かなしき女王」より 著者:マクラウドフィオナ
古い血で朽葉色に染まっていた。 「私はスカァアだ、お前方はロックリンのスヴェンとミドル・アイルのファルカか」彼女は問うた。 「私は『はげ』のウルリック」北国人が....
十二支考」より 著者:南方熊楠
は蛇あるいは蜥蜴あるいは小さき黒人たり(ライト『中世論集《エッセイス・オン・ゼ・ミドル・エージス》』一巻二八六頁)。蜥蜴の最も尊ばれたは太平洋諸島で、ポリネシア....
獄中への手紙」より 著者:宮本百合子
ズムが合ったのね、それによって自分がよめたのでしたろう。旦那さんの批評家ジョン・ミドルトン・マリは、善良な男らしいけれども、キャスリンは、自分と全く似ていると云....
今日の文学の展望」より 著者:宮本百合子
と微妙に日本の空気の裡で結びつき、反欧州文学思潮の流れを太くした。 ジイドは、ミドルトン・マリの評によれば「ほとんど取るに足らない本質的な業績を基礎として、し....