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メチル
「メチル〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
メチルの前後の文節・文章を表示しています。該当する15件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「骸骨館」より 著者:海野十三
追加された。これは細い竹のさきに針金をぶらさげ、その針金のさきに綿をつけ、これに
メチルアルコールをひたし、火をつけるのだ。すると鬼火のように青い火がでる。竹をう....
「四月馬鹿」より 著者:織田作之助
、東京から来た人をつかまえてきくと、失明は嘘だが大分眼をやられているという。 「
メチルでしょう?」 と、きくと、そうだとその人は笑って、 「相変らず安ウイスキ....
「武田麟太郎追悼」より 著者:織田作之助
さんのことを、その死をふと忘れた微笑を以て想いだしたい。失明したというのは、実は
メチルアルコールを飲み過ぎたのだ。やにを拭きながら、やはり好きなアルコールをやめ....
「土曜夫人」より 著者:織田作之助
本八十円のウイスキーは安い。死んだという噂もきかないから、少々眼にやにが出ても、
メチルではあるまいと、専らこれにきめ、その晩も二人で二本あけてしまった。 安い....
「明日は天気になれ」より 著者:坂口安吾
三年間は天下にロクな酒のない時代で、カストリが主役の時代であったが、カストリには
メチルが少いというので安心してのんだ。 カストリの臭気が鼻について、どうしても....
「金銭無情」より 著者:坂口安吾
な違ひが有るんぢやないかな。然しアルコールも亦餓鬼道の取引だといふ先生の思想なら
メチルによつて餓鬼の二三十匹引導を渡してみるのも壮快でせう。私は然し餓鬼てえもの....
「青春論」より 著者:坂口安吾
、何より甘く、深刻そうでいて何より浅薄でもあるわけだ。 スタンダールは青年の頃
メチルドという婦人に会い、一度別れたきり多分再会しなかったと記憶しているが、これ....
「太宰治情死考」より 著者:坂口安吾
か飲まなかったが、その後も太宰はカストリは飲まないようであった。 武田麟太郎が
メチルで死んだ。あのときから、私も悪酒をつゝしむ気風になったが、おかげでウイスキ....
「ちかごろの酒の話」より 著者:坂口安吾
メチルで死人がでるやうになつたとき大井広介から手紙で、新聞で
メチル死といふ記事を....
「我が人生観」より 著者:坂口安吾
に限って、こういう甘美な感傷的伝説の中に籠城したがるのでこまる。アンリ・ベイルの
メチルド夫人に於ける如く、アンゴ某のナントカ嬢に於ける如く、その他何々の何々に於....
「斜陽」より 著者:太宰治
、さらに強く見はって、一大事のように、低い声で言うのである。 「焼酎って。あの、
メチル?」 「いいえ、
メチルじゃありませんけど」 「飲んでも、病気にならないので....
「親友交歓」より 著者:太宰治
と言いながら机の上の茶呑茶碗にウイスキイを注ぎ、「昔なら三流品なんだけど、でも、
メチルではないから」 彼はぐっと一息に飲みほし、それからちょっちょっと舌打ちを....
「春の枯葉」より 著者:太宰治
、かくのごとく無色透明、しかも、この匂い。僕もさすがに躊躇したよ。れいの、あの、
メチルかも知れないしねえ。しかし、僕は、あの漁師たちの、一点疑うところ無き実に誇....
「レ・ミゼラブル」より 著者:豊島与志雄
護係りのサン・トーギュスタン長老、なお次には、みごとな声を持ったまだ若いサント・
メチルド長老(ゴーヴァン嬢)、フィーユ・ディユー修道院やジゾールとマンニーとの間....
「暗黒公使」より 著者:夢野久作
ますと、臭気でもお解りになります通り木精の一種で、ジャスミン油中のアンスラニル酸
メチルエステルを石灰の媒合によって電気分解させて見た結果、偶然に得ました比重約七....