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モスクワ芸術座
「モスクワ芸術座〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
モスクワ芸術座の前後の文節・文章を表示しています。該当する8件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「二つの庭」より 著者:宮本百合子
大きい仕事であったし、文学史の上でも、ロシアの近代古典作家の生活の鏡として、特に
モスクワ芸術座のはじまりごろの文献として、価値も興味もふかい書簡集であった。 ....
「ソヴェトの芝居」より 著者:宮本百合子
。ダンチェンコの指導する音楽劇団。チェホフとゴーリキーとで世界に馴染《なじみ》の
モスクワ芸術座。国立アカデミー小劇場のように、革命以前からの古い伝統をもち、現在....
「五ヵ年計画とソヴェトの芸術」より 著者:宮本百合子
の愚劣野蛮な絶対主義を遺憾なく示している。 「セメント」を上演した写実劇場(元は
モスクワ芸術座第三スタジオと呼ばれていた)は新しく「勇敢な兵士シュヴェイクの冒険....
「新たなプロレタリア文学」より 著者:宮本百合子
ン家の数日」という国内戦時代の中ブルジョア層を主題にした脚本などは一九二七・八年
モスクワ芸術座で上演され、ひどく評判だった。 ブルガーコフはこの他にも「赤紫の....
「復活」より 著者:宮本百合子
帝劇で復活を観た。一九三〇年に
モスクワ芸術座で上演された方法で演出された。 つよく印象にのこったこと。 カ....
「演出者として」より 著者:岸田国士
初にこの風変りな戯曲にぶつかつたのは、今から卅年前、たまたま世界巡業の旅にあつた
モスクワ芸術座の舞台をパリで観た時である。 当時既に、スタニスラフスキイ、ダン....
「稽古場にて」より 著者:岸田国士
てみせた。私も、そのうちの一つを見ているが、なんとしても、三十年前に、パリで観た
モスクワ芸術座の「どん底」が眼の前にちらついて離れない。 この完壁といっていい....
「チェーホフ試論」より 著者:神西清
れほど彼が熱心に自説を主張したことはなかったとスタニスラーフスキイは言っている。
モスクワ芸術座の板にのった『三人姉妹』が完全な悲劇になってしまったことは、言うま....