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リハ
「リハ〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
リハの前後の文節・文章を表示しています。該当する15件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「カタカナニツイテ」より 著者:伊丹万作
ニ書ク。 一、ヒラガナノ活字ハソレ自身ガ美シクナイ。文字トシテモ現今ノヒラガナヨ
リハ変態ガナノホウガ美シク、変態ガナヨ
リハ上代ガナノホウガ美シイ。コレハ少シ手習....
「沈没男」より 著者:海野十三
ペーゴウノリクミイン四〇〇メイハ、ドイツキセンタコマゴウニウツリオエタ。ヨ、ヒト
リハ、チンボツオトコナルヲモッテ、ケイエンセラレ、タコマゴウニハノセラレズ、チョ....
「古事記」より 著者:太安万侶
女は五人ありました。次にヒコイマスの王が山代《やましろ》のエナツ姫、またの名はカ
リハタトベと結婚して生んだ子はオホマタの王とヲマタの王とシブミの宿禰の王とお三方....
「ジャズ狂時代」より 著者:小野佐世男
伝わりくるこの興奮は、かつて見たことのない雰囲気ではないか。ティーブ釜萢の歌うハ
リハリハリの時に至っては、客席も調子を合せてハ
リハリハリと大コーラス、もしこれが....
「万葉秀歌」より 著者:斎藤茂吉
す」といったから、「玉藻苅り食す」と云われたのである。なお結句を古義ではタマモカ
リハムと訓み、新考(井上)もそれに従った。この一首はあわれ深いひびきを持ち、特に....
「出家物語」より 著者:坂口安吾
いぜ。その代り、目がさめる、フツカヨイの痺れ頭にキューとひとつ注射しといて、ネジ
リハチマキで自転車をふむ、勢いあまってひっくらかえって向うズネすりむいたって二分....
「二十一」より 著者:坂口安吾
統一をはかるという次第である。之は今でも覚えているが、ナモータツサバガバトオ、ア
リハトオ、サムマーサーブツダサア云々に始まる祈祷文だ。一緒に住んでいた兄貴はボー....
「明治開化 安吾捕物」より 著者:坂口安吾
ね。では、御成功を祈りますよ」 そして、更に一言、咒文の様につけたした。 「ム
リハツツシメ」 ★ 一週間目の夕方、楠は新十郎を訪問し、二....
「蜜柑」より 著者:佐左木俊郎
を嚥み下して、お婆さんは出来るだけ小さく身を縮めた。 静寂な闇の中に、やがてハ
リハリと杉の枯れ葉の燃える音がした。続いて枯れ柴のパチパチと燃え上がる音がして来....
「家」より 著者:島崎藤村
廻って、庭伝いに三吉の居る方へやって来た。中学へ通う位の子息のある年配で、ハッキ
リハッキリと丁寧に物なぞも言う人である。 「房子さんは奈何でいらっしゃいますか。....
「嘘の効用」より 著者:末弘厳太郎
ハ、其留守宅ニ相当ナル資産アリテ生活費ニ充ツルコトヲ得ルガ如キ特別ナル事状ナキ限
リハ、妻ニ於テ一家ノ生活ヲ維持シ子女ノ教養ヲ全ウスルガ為メニ、其必要ナル程度ニ於....
「創生記」より 著者:太宰治
ベキ様ノ体系知デアル、ヘエゲル先生ノコノ言葉、一学兄ニ教エラレタ。的言イアテルヨ
リハ、ワガ思念開陳ノ体系、筋ミチ立チテ在リ、アラワナル矛盾モナシ、一応ノ首肯ニ価....
「大菩薩峠」より 著者:中里介山
ぐな!」 竜之助は、刀を横より斜めに振って、切先が襖《ふすま》へ触れると、ハラ
リハラリ御簾《みす》の形はくずれる。 「お武家様が気が狂いなされた!」 竜之助....
「大菩薩峠」より 著者:中里介山
ハイツモ隠スガ、御自分ハ残ラズ行路ヲ申聞ケタ故、諸所聞キ合ワセタ所ガ、云ワレタヨ
リハ事大キイ、シカシ改心シテ満足ダ、是非見立テヤルベシ、精勤シロトイウカラ、出精....
「処女の木とアブ・サルガ」より 著者:野上豊一郎
すんで、私たちはまだ見なければならないものがたくさん残っていたので――哈利発《ハ
リハ》の墓、マメリュクスの墓、等、等――急いでアブ・サルガを辞した。私が最後に出....