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リュート
「リュート〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
リュートの前後の文節・文章を表示しています。該当する14件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「遊星植民説」より 著者:海野十三
い。もっと明瞭に云うと、科学はレラティヴリーにオール・マイティーであるが、アブソ
リュートリーにオール・マイティーではない。初等数学で現わすと、『オールマイティー....
「外套」より 著者:ゴーゴリニコライ
ろであった。というのはほかでもない、某区の一巡査がキリューシキン小路で、かつてフ
リュート吹きであったある退職音楽師の粗ラシャの外套を剥ぎとろうという犯行の現場で....
「錯覚した小宇宙」より 著者:辻潤
るだけ融通無碍でありたいのだ。しかし、自分は限られている存在だから、決してアブソ
リュートではあり得ない。 マルキシズムや唯物思想や、アメリカニズムや、大衆や、....
「柿の種」より 著者:寺田寅彦
け値なしに海上のビルディングである。 数週前の同じ雑誌には大西洋横断旅客飛行機
リュートナン・ドゥ・ヴェーソー・パリ号のことが出ていた。重量三七トン、動力五千三....
「日本楽器の名称」より 著者:寺田寅彦
ロッパ、アジア、アフリカ、南洋のところどころに散在しているのが目につく。たとえば
リュート類似の弦楽器として概括さるべきものに、トルコのコプズ、ルーマニアのコブサ....
「連句雑俎」より 著者:寺田寅彦
かなりちがった効果的特徴を示すであろう。これはおそらくたとえばスコアーの上段をフ
リュート下段をヴァイオリンで行くのと、それが反対になるのとでまるでちがった音楽に....
「大菩薩峠」より 著者:中里介山
直し、 「マドロスさん、ハーモニカを吹いて下さい、わたしが踊ります、でなければフ
リュートをつき合って下さい、越後獅子を踊りましょうか、さあ皆さん、越後獅子を踊り....
「キャラコさん」より 著者:久生十蘭
ごくまれだった。 佐伯さんは、まいにち三時ごろになると散歩に出て、湖のそばでフ
リュートを吹く。まだ習いはじめだとみえ、とぎれとぎれで、なんとなく悲しげだった。....
「キャラコさん」より 著者:久生十蘭
て、あとは一人残らず全部ここにそろっている。 箱根の蘆《あし》ノ湖畔で木笛《フ
リュート》を吹いていた佐伯氏は、まだこんな席へ出て来れない事情にあるので、ここに....
「だいこん」より 著者:久生十蘭
むずかしくなってきた。あたしは眠っていることにして眼をつぶった。長謙さんがフ
リュートのfのようなやわらかな声でいった。 「じぶんが議事堂のわきで、気のちがっ....
「日本男子論」より 著者:福沢諭吉
とするもまた、日本国民の身においてまさに然るべき至情なるべし。されば絶対《アブソ
リュート》の理論においては、人間世界の善悪邪正をいかなるものぞと論究して未だ定ま....
「獄中への手紙」より 著者:宮本百合子
まっていたところへ手紙をいくつもかき、夜音楽をききました。日本で初演のが一つ、フ
リュートのコンチェルトが一つ、あとヴェトーヴェンの第三(エロイカ)。久しぶりで面....
「道標」より 著者:宮本百合子
交叉した市民の祭日のための舞台では、十四日のひるごろからそろそろヴァイオリンやフ
リュートの音がきこえはじめて、夜が更けるにつれ全市に祭の気分が漲った。
伸子と....
「夢鬼」より 著者:蘭郁二郎
が出来て、極東曲馬団の名がかけられ、狂燥なジンタと、ヒョロヒョロと空気を伝わるフ
リュートの音に、村人は、老も若きも、しばし、強烈な色彩と音楽とスリルを享楽し、又....