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一つ紋
「一つ紋〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
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検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「八ヶ嶽の魔神」より 著者:国枝史郎
」 こう思って紋兵衛はお露を連れてこの大江戸へは来たのであった。 それにもう
一つ紋兵衛は、五千石の旗本で、駿河守には実の舎弟、森家へ養子に行ったところから、....
「銀三十枚」より 著者:国枝史郎
ろう」 基督とユダとを比べることによって、私はちょっと瞑想的になった。 一つ
一つ紋章を調べて行った。その結果私は十二使徒と、耶蘇基督との肖像を、三十枚の貨幣....
「野萩」より 著者:久生十蘭
かせ、ぬいのある千草の綴錦の帯を高めなお太鼓にしめ、羽織は寒色《さむいろ》縮緬の
一つ紋で、振りから、大きな雪輪《ゆきわ》の赤い裏がみえた。 杜松は檐《のき》の....