一分が立つ[語句情報] » 一分が立つ

「一分が立つ〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す

一分が立つの前後の文節・文章を表示しています。該当する2件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
紅玉」より 著者:泉鏡花
間だ。 一の烏 この際、乾ものでも構わぬよ。 二の烏 生命がけで乾ものを食って、一分が立つと思うか、高蒔絵のお肴を待て。 三の烏 や、待つといえば、例の通り、ほ....
南地心中」より 著者:泉鏡花
その通り申します、と申しますが、呆れるわい、これ、払うべき金子を払わいで、主人の一分が立つと思うか。(五百円や三百円、)と大な声して、(端金子、)で、底力を入れ....