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一切智
「一切智〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
一切智の前後の文節・文章を表示しています。該当する4件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「十二支考」より 著者:南方熊楠
いが他人を殺すと罪重ければ死を何とも思わぬ菩薩の頭をくれぬかと要せられ、さすがの
一切智人も婦女の黠計《かっけい》に先を制せられて遁《のが》れ得ず、いたずらに我が....
「般若心経講義」より 著者:高神覚昇
十二年春 東京 鷺宮 無窓塾 高神覚昇 第一講 真理の智慧 般若波羅蜜多心経 (
一切智に帰命し奉る) 心経の名前は他にないのであります。『心経』は全部で、その....
「十二支考」より 著者:南方熊楠
を開くと、皿上に白蛇あり、一口|嘗《な》むるとたちまち雀の語を解し得たので、王の
一切智の出所を了《さと》ったという。北欧セービュルクの物語に、一僕銀白蛇の肉一片....
「チベット旅行記」より 著者:河口慧海
王はずっと一読せられて結文に至り
チベットの法王殿下は観世音菩薩の化身にして
一切智者である。その
一切智者の殿下に直接に日本の僧|慧海がお遇い申すことを得て親....