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一夜城
「一夜城〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
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検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「小田原陣」より 著者:菊池寛
「啼たつよ北条山の郭公」と口吟んで、涼しい顔をして居た。 此れが有名な石垣山の
一夜城であって、湯本行のバスの中なんかで、女車掌が必ず声を張り上げて一くさりやる....
「大菩薩峠」より 著者:中里介山
のは時の問題とこう考えていたに相違ないが、松田の内通でこの石垣山というのへ有名な
一夜城を築いて敵味方の胆《きも》を奪うたのは、いかにも太閤秀吉のやりそうなこと…....