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一天の君
「一天の君〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
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検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「鳴門秘帖」より 著者:吉川英治
が世である。是非がない時勢なのである。 「食客だからと思えば癪にさわるが、これも
一天の君の御為と思えば……」 三位卿は、かこち顔な見張の端居。 「おお……」と....
「私本太平記」より 著者:吉川英治
、みかどへ直々に、諫言したものである。 「北条氏であれ、東国の諸武士であれ、みな
一天の君の赤子。諸民の悪行は、君の御不徳に帰しましょう。まして、乱となれば、塗炭....
「私本太平記」より 著者:吉川英治
れる」 「ふたりも密かに申しておりまする。途中では何かの奇瑞があるにちがいない。
一天の君のこのような有様を見て、ただ一人の義人も現われ出ぬはずはない。かならずお....