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「一昨昨年〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す

一昨昨年の前後の文節・文章を表示しています。該当する3件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
三年たった今日」より 著者:宮本百合子
絶対主義と戦争熱で正気をうしなっていた日本の政府が無条件降伏して、ポツダム宣言を受諾したのはつい一昨昨年の夏のことであった。今日までに、まる三年たつかたたずである。その短い間に....
妖怪玄談」より 著者:井上円了
余、昨夏豆州に遊び、その地の流行の実況を捜索して、はじめてその説の真なるを知る。一昨昨年ごろのこととかや、アメリカの帆走船、豆州下田近傍に来たりて破損したること....
落日の光景」より 著者:外村繁
やはり再発というべきなのであろうか。つまり十二年経っても、再発の恐れはあるのか。一昨昨年、私はある病院に入院し、放射線の深部治療を受けた。病名は「上顎腫瘍」であ....