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一服の清涼剤
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検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「社会時評」より 著者:戸坂潤
をけがした自責の念の余り「反逆の血」を死を以て清算したのであって、華族界に対する
一服の清涼剤として当局も意義深く感じつつ死そのものに対してはむしろ同情しているそ....
「津田青楓君の画と南画の芸術的価値」より 著者:寺田寅彦
ような不見識な人の多い中に、このような自分の腹から自然に出た些細な不合理はむしろ
一服の清涼剤として珍重すべきもののような感がある。 鳥の脚が変な処にくっついて....
「アーニイ・パイルの前に立ちて」より 著者:小林一三
平もあり、癪に障ることもあれど、若い人達に会うことの楽しみは老いゆく心淋しさに、
一服の清涼剤を与えられたるごとくに嬉しいのである。 マンションクラブの一夜は、....