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「一期分〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す

一期分の前後の文節・文章を表示しています。該当する3件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
レ・ミゼラブル」より 著者:豊島与志雄
やがる。どうだ、俺《おれ》の口上はうめえだろう、六十フラン、家主、二月四日。実は一期分も借りはねえんだからな、ばか野郎だ。がとにかく六時にあいつはやって来る。ち....
安吾人生案内」より 著者:坂口安吾
身を切られるような想いを致します。昭和二十四年度の所得額は六万円と申告して、その一期分と二期分、おの/\千三百八十九円を納めました。税務署の方ではそれを十八万円....
随筆 新平家」より 著者:吉川英治
に 早春の新装を施されて、第十巻が上梓された。 これで「新・平家物語」刊行の一期分は、諸氏の御支援によって、ともかく一期の完了を見たわけでなんとも感謝の念に....