一朱金[語句情報] »
一朱金
「一朱金〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
一朱金の前後の文節・文章を表示しています。該当する3件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「仮装人物」より 著者:徳田秋声
て、すっかり財産家になってしまったんです。お正月のお座敷へ行くのに、正物の小判や
一朱金二朱金の裾模様を着たというんでしたわ。それでお座敷から帰ると、夏なんか大し....
「『七面鳥』と『忘れ褌』」より 著者:佐藤垢石
お恥ずかしい話だが、ちょっと二筋ばかり買ってきてくれまいか』 こう言って、また
一朱金をひと粒出した。有村は、爺さんが酒買いに出て行ってから、自分の褌の汚いのに....
「雲霧閻魔帳」より 著者:吉川英治
をならべて、その真ん中に、腕拱みをしているのだった。 小判は小判で耳をそろえ、
一朱金は
一朱金で並べ、二分銀は二分銀で積み、鍋銭は鍋銭で、盛り上げてある。 「さ....