一条兼良[語句情報] » 一条兼良

「一条兼良〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す

一条兼良の前後の文節・文章を表示しています。該当する5件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
神州纐纈城」より 著者:国枝史郎
いた造顔師達を京都の土地へ呼び集め、愛妻富子の美しい顔を一層美しく手入れさせたと一条兼良の手記にある。しかし間もなく応仁の乱が起こり「なれや知る都は野辺の夕|雲....
十二支考」より 著者:南方熊楠
まつやに》を掠《かす》め沙泥に曳《ひ》き、身に塗りて以て矢を禦ぐというこれなり。一条兼良《いちじょうかねら》公の『秋の寝覚《ねざめ》』下にも「猪と申す獣は猛なる....
埋もれた日本」より 著者:和辻哲郎
ころで、そういう時代の思想界から誰を代表者として選ぶかということになると、やはり一条兼良(一四〇二―一四八一)のほかはないであろう。兼良は応永九年の生まれで、応....
中世の文学伝統」より 著者:風巻景次郎
二年には大内正弘に招かれて、周防山口に下り、さらに筑紫に旅をした。その間に心敬・一条兼良・太田道灌ら相ついで世を去り、宗祇は連歌界の第一人者となって、長享二年(....
放免考」より 著者:喜田貞吉
るまでになったのだ。 降って室町時代に至っても、なおその風のやまなかった事は、一条兼良の「尺素往来」賀茂祭の条に、 候。 とあるので知られる。犀鉾持とはけだし....