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「一条天皇〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す

一条天皇の前後の文節・文章を表示しています。該当する4件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
連環記」より 著者:幸田露伴
と云われている。そして寂照は其儘に呉に在ったこと三十余年、仁宗の景祐元年、我が後一条天皇の長元七年、「雲の上にはるかに楽の音すなり人や聞くらんそら耳かもし」の歌....
ああ玉杯に花うけて」より 著者:佐藤紅緑
っくりした。 「先生なんですか、これは」 「あとを読め」 「右大臣|師房卿――後一条天皇のときはじめて源朝臣の姓を賜わる」 「へんなものですね」 先生は七輪の....
山越しの阿弥陀像の画因」より 著者:折口信夫
さし支えはない。此図は唯上の題詞から源信僧都の作と見るのであるが、画風からして、一条天皇代の物とすることは、疑われて来ている。さすれば色紙も、慧心作を後に録した....
俗法師考」より 著者:喜田貞吉
たものであらねばならぬ。かくてその堕落したものに至っては、すでに引いた如く早くも一条天皇の頃に、卑猥の歌詞を述べ、身振りおかしく踊って食を乞うの女法師ともなって....