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一枚刷り
「一枚刷り〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
一枚刷りの前後の文節・文章を表示しています。該当する4件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「右門捕物帖」より 著者:佐々木味津三
舞伎十二枚のうち、江戸屋江戸五郎|胡蝶《こちょう》物狂いの図と、彫り書きの見える
一枚刷りの大にしき絵の前に、供え物のごとくに置かれてあるのです。 「あけてみろ」....
「生前身後の事」より 著者:中里介山
うか自分は一つ印刷所を持ちたい、それは最少限度のものであってよろしい、兎に角半紙
一枚刷りなりとも拵《こしら》えて、それを知己友人に配るだけの設備でもよいから欲し....
「年中行事覚書」より 著者:柳田国男
いる頃から、気をつけてかぞえていなければならぬ日であった。 暦が小さな本または
一枚刷りになって、端々の村にまで配給せられ、そこに幾人かのそれを読んでわかる者が....
「母の手毬歌」より 著者:柳田国男
な、珍らしいものの名を出すのがおかしかったものと思われる。古いころの双六は今ある
一枚刷りの道中双六などとはちがって、碁や将棋と同じような盤の上の競技であった。そ....