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一業
「一業〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
一業の前後の文節・文章を表示しています。該当する5件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「食魔」より 著者:岡本かの子
その日を面白く糊塗できて気持よかった。何か一筋、心のしんになる確りした考え。何か
一業、人に優れて身の立つような職能を捉えないでは生きて行くに危いという不安は、殊....
「一商人として 」より 著者:相馬愛蔵
らが原因となって三倍もの人数を必要とすることになるのである。 我が中村屋は一人
一業の主義に基づき、全員緊張して仕事に当り、不平不満なく業を楽しむの域に近づいた....
「私の小売商道」より 著者:相馬愛蔵
に共通するものがあるに違いないと調べて見て、三つの要素を発見しました。その一は「
一業に専心すること」第二は「同輩より一歩を先んずること」第三は「報恩感謝の念篤き....
「雪柳」より 著者:泉鏡花
…… いきなり曲角の看板に、三業組合と云うのが出ている。路地の両側の軒ごとに、
一業二業、三業の軒燈が押合って、灯は入らないでも、カンカン帽子の素通りは四角八面....
「慶応義塾学生諸氏に告ぐ」より 著者:福沢諭吉
を作り出だしたるものを見ず。いかなる専門の一芸一能を手に入れたる人物にても、一事
一業を起して富をいたしたるの談を聞かず。 あるいはたまたま豊に生活して多少の余....