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「一番太鼓〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す

一番太鼓の前後の文節・文章を表示しています。該当する3件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
寄席の没落」より 著者:田中貢太郎
となく無鬼魅に感じたので、そこにいあわせた前座の者に話すと、 「その坊さんなら、一番太鼓を入れた時に、客席の隅にしょんぼり坐ってましたよ」 と云った。また時と....
小説 円朝」より 著者:正岡容
。 何事もなかった。 五日目の夕方になると、だしぬけに寝た間も忘れない寄席の一番太鼓がドロドロドロンとすぐ八百春の後のほうで鳴りはじめた。つづいて大太鼓小太....
初看板」より 著者:正岡容
ついたのですが、この阿部川の楽屋には燕作という前座がいてお客さまのお集まりの前に一番太鼓を入れる。この打ち方がてんでなっていないし、第一、間がちがっているので気....