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一神教
「一神教〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
一神教の前後の文節・文章を表示しています。該当する7件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「法窓夜話」より 著者:穂積陳重
これを駁して、シャマシュがマルヅックの神性の一面であるということは、新バビロンで
一神教の傾きを生じた時代の思想であって、それは遙か後世に生じたものであると言うて....
「ドグラ・マグラ」より 著者:夢野久作
万有の運命を支配して行くものであるかという事に就ては、既に数千年以前から、埃及の
一神教を本源とする、各種の経典に説かれているので、現在、世界各地に余喘を保ってい....
「日本人の自然観」より 著者:寺田寅彦
加えることを許されたい。 日本人の精神生活 単調で荒涼な砂漠の国には
一神教が生まれると言った人があった。日本のような多彩にして変幻きわまりなき自然を....
「札幌まで」より 著者:寺田寅彦
かも云ったように、砂漠と苦海の外には何もない荒涼|落莫たるユダヤの地から必然的に
一神教が生れた。しかし山川の美に富む西欧諸国に入り込んだ基督教は、表面は一神であ....
「文学以前」より 著者:豊島与志雄
キリストが出た当時のユダヤ民族、それは四方を多神教の異教徒等にとりまかれた唯一の
一神教徒だった。すぐ近くのシドンやツロの町などでは、奴隷を酷使しながら、金属工業....
「ヤトラカン・サミ博士の椅子」より 著者:牧逸馬
を選びとって、それを自分の吠陀《ヴェダ》としているにすぎない。で、事実は、やはり
一神教なのである。要するに、印度四階級中最高の地位を占める僧侶階級《ブラマン》の....
「欧米各国 政教日記」より 著者:井上円了
Unitarian(ユニテリアン) 和漢訳名 尤尼太令宗、または唯
一神教 一、クエーカー宗 本宗原名 Quaker(クエーカー) 和漢訳名 ....