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一系
「一系〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
一系の前後の文節・文章を表示しています。該当する15件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「魔法修行者」より 著者:幸田露伴
何も不思議はない。ただここでは我邦でいう所の妖術幻術は別に支那印度などから伝えた
一系統があるのではなくて、字面だけの事だというのである。 さて「げほう」という....
「愛と認識との出発」より 著者:倉田百三
らの要素は孤立的でなく互いに相関係して意味を持っている。一生の意識もかくのごとき
一系統である。われらの本然的なる要求もけっして孤独に起こるのではない。種々の要求....
「浮かぶ飛行島」より 著者:海野十三
めに中国をまず赤化してかかろうとしたのです。日本は建国以来二千六百年になり、万世
一系の天皇をいただいているので、なかなか亡ぼすのに骨が折れます。それでも数年前ま....
「霊界通信 小桜姫物語」より 著者:浅野和三郎
までもなく子供の守護霊になられるものは、その子供の肉親と深い因縁の方……つまり同
一系統の方でございまして、男子には男性の守護霊、女子には女性の守護霊が附くのでご....
「学生と教養」より 著者:倉田百三
とは第一原因が因果関連の中に入りこむこととした。自由とは自然法則に従って進行する
一系列の現象を自ら始める絶対的に自発的な原因または能力と呼んだ。すなわち、「何々....
「安吾巷談」より 著者:坂口安吾
場合も大本教から人の道へジコー様へお光り様へというように宗教遍歴を起す。すべて同
一系列の精神病者と思えばマチガイはない。 いったい、この世に精神病者でないもの....
「秀吉・家康二英雄の対南洋外交」より 著者:国枝史郎
産んだ。占者は之を占ってこの児長じて世界を一統するであろうと。しかし我国には万世
一系の天皇が在わす。よって予は先に朝鮮を戡定し、支那また和を請い、王女をわが皇室....
「くぐつ名義考」より 著者:喜田貞吉
てしかるべきものと思われる。したがって自分は大体において、日本民族が朝鮮民族と同
一系統に属すと認むる見地の下に、日本のクグツすなわち傀儡子も、朝鮮の揚水尺すなわ....
「憑き物系統に関する民族的研究」より 著者:喜田貞吉
疎外せられているのである。しかもその物持筋だとして疎外せられるもの、必ずしも皆同
一系統という訳でもない。中には急に資産が殖えたが為に、他から疑われて誰言うとなく....
「道鏡皇胤論について」より 著者:喜田貞吉
一比丘としてはまことにおかしな次第ではないか。 申すまでもなく、我が皇室は万世
一系天壌無窮にましまして、いかなる場合にも臣籍の者がとってこれに代ろうという様な....
「本州における蝦夷の末路」より 著者:喜田貞吉
、世界に一つも類の無い程の古い建国の歴史を有しているのであります。そして上に万世
一系の皇室を戴き、歴代天皇の御稜威はいやが上にも輝いて、以て今日の隆昌なる国運を....
「オシラ神に関する二三の臆説」より 著者:喜田貞吉
不似合である。のみならず、それが奥州方面でふつうにオシラ様と呼ばれているものと同
一系統に属するものであることは、その実物や行事を一見しても明らかなことで、何もわ....
「欧米各国 政教日記」より 著者:井上円了
主専制の国には、その国体と同主義の宗教あり、ロシアの国教のごとし。しかして、皇統
一系の国には僧統
一系の宗教あり、わが国本願寺宗のごとし。本願寺宗の僧統
一系は、決....
「俗法師考」より 著者:喜田貞吉
下を争い、いわゆる筋の違ったもののように思われているものでも、本を洗えば多くは同
一系統に出たものであることが知られるのである。試みに「七十一番職人歌合」の絵のみ....
「融和促進」より 著者:喜田貞吉
説明に譲ることとしまして、ここには単に私の多年の研究の結果によって、彼らもまた同
一系統の日本民族であることを述べて、兼ねてその何故にはなはだしく差別排斥せられる....