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「一葉舟〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す

一葉舟の前後の文節・文章を表示しています。該当する4件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
田舎教師」より 著者:田山花袋
過ごして、歴代の住職の墓の中に! 清三は自分の運命に引きくらべてみた。 時には一葉舟の詩人を学んで、「雲」の研究をしてみようなどと思いたつこともあった。信濃の....
藤村の文学にうつる自然」より 著者:宮本百合子
藤村の『若菜集』(明治三十年。二十六歳)引きつづいて翌三十一年の春出版された『一葉舟』『夏草』、第四詩集である『落梅集』などが、当時の若い人々の感情をうごかし....
婦人と文学」より 著者:宮本百合子
れ沼」などという写生文脈のうかがわれる小説がのせられているし、藤村自身、詩文集『一葉舟』を出し、文学界には「木曾谿日記」をのせ、やがて小諸義塾へ教師としてゆき、....
南半球五万哩」より 著者:井上円了
。風軽く波穏やかに、夜に入りて一輪の明月を頭上にいただく。一望すこぶる壮快なり。一葉舟浮赤道辺、太平洋上水雲連、回月北天。 (木の葉のごとき舟が赤道のあたりに浮....