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一言居士
「一言居士〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
一言居士の前後の文節・文章を表示しています。該当する2件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「柿の種」より 著者:寺田寅彦
と尊厳をそこなうことを恐れる人ではないかという気がする。またこれと反対にいわゆる
一言居士と称するのもある。これはもちろん自分の一言の真と美を信ずるからのことであ....
「実感」より 著者:織田作之助
きいているうちにいつか二十九歳の老嬢になり秋は人一倍寂しかった。 父親は偏窟の
一言居士で家業の宿屋より新聞投書にのぼせ、字の巧い文子はその清書をしながら、父親....