一転語[語句情報] »
一転語
「一転語〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
一転語の前後の文節・文章を表示しています。該当する3件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「野分」より 著者:夏目漱石
位に立つ諸君はこの愉快に相当する理想を養わねばならん」 道也先生はここにおいて
一転語《いってんご》を下した。聴衆は別にひやかす気もなくなったと見える。黙ってい....
「野狐」より 著者:田中英光
キヤ。ソレガシ答エテイウ。因果ニ落チズト。五百生、野狐ノ身ニ堕ス。今コウ。和尚、
一転語ヲカエテ、ネガワクハ野狐ヲ脱セシメヨト。ツイニ問ウ。大修行底ノヒト、カエッ....
「青年」より 著者:森鴎外
なってしまう。それが生を肯定することの出来ない厭世主義だね。そこへニイチェが出て
一転語を下した。なる程生というものは苦艱を離れない。しかしそれを避けて逃げるのは....