丁卯[語句情報] » 丁卯

「丁卯〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す

丁卯の前後の文節・文章を表示しています。該当する5件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
十二支考」より 著者:南方熊楠
よ明けし春までも貧なり。この年半ばの頃よりも年号替わるなり云々とありて、永正四|丁卯《ひのとう》、弥勒二年丁卯と並べ掲ぐ。山崎|美成《よししげ》の書いた物にこの....
御萩と七種粥」より 著者:河上肇
妹此度藤村十兵衛世倅規矩太郎妻に所望御座候に付、応下候頼存候、已上。 慶応三年丁卯四月十一日 河上源介」 この控には、「四月二十七日被下被差免候」との追記....
向嶋」より 著者:永井荷風
模倣は当代の西洋模倣に比較して、誰か優劣なしと言い得るものがあろう。 昭和二年|丁卯《ていぼう》五月稿....
黒田清隆の方針」より 著者:服部之総
ルトメンが倒壊寸前の徳川幕府当局から江戸横浜間の鉄道利権を取った日付は慶応三年|丁卯《ていう》十二月二十三日、一八六七年十月十七日となっている(この詳細について....
古事記」より 著者:太安万侶
れは靜歌《しずうた》の歌《うた》い返《かえ》しです。 この天皇は御年八十三歳、丁卯《ひのとう》の年の八月十五日にお隱れなさいました。御陵は毛受《もず》の耳原に....