丁子頭[語句情報] » 丁子頭

「丁子頭〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す

丁子頭の前後の文節・文章を表示しています。該当する2件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
朱日記」より 著者:泉鏡花
に一面の火になったが、遥かに小さく、ちらちらと、ただやっぱり物見の松の梢の処に、丁子頭が揺れるように見て、気が静ると、坊主も猿も影も無い。赤い旗も、花火が落ちる....
三国志」より 著者:吉川英治
ていた。 折ふし、かたわらの燈火が、ぽっと仄暗くなった。洩れくる風にまたたいて丁子頭がポトリと落ちた。 「…………」 董承はなお居眠っていたが、そのうちに、....