七年忌[語句情報] »
七年忌
「七年忌〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
七年忌の前後の文節・文章を表示しています。該当する4件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「渋江抽斎」より 著者:森鴎外
ある。 二世勝三郎の花菱院が三年忌には、男女名取が梵鐘一箇を西福寺に寄附した。
七年忌には金百円、幕|一帳男女名取中、葡萄鼠縮緬幕女名取中、大額|並黒絽夢想袷羽....
「獄中への手紙」より 著者:宮本百合子
かなか印象深い場面でした。
大分お喋りをいたしましたね。
栄さんがお母さんの
七年忌でかえっています。繁さんが久しぶりで先刻よりました。七十円という服をきてへ....
「獄中への手紙」より 著者:宮本百合子
が始り。山崎の小父さん、富ちゃんなど、野原の小母さんも見えました。お祖母さまの十
七年忌も一緒でしたのね。光井のお寺の、顎を上へつきあげたような顔をしている坊さん....
「曙覧の歌」より 著者:正岡子規
ふまで吾《わが》衣手《ころもで》にとりすがり父よ父よといひてしものを 父の十
七年忌に 今も世にいまされざらむよはひにもあらざるものをあはれ親なし 髪しろく....