七所[語句情報] » 七所

「七所〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す

七所の前後の文節・文章を表示しています。該当する6件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
業平文治漂流奇談」より 著者:三遊亭円朝
ても、死にきれねえと云うのは、お前《めえ》を残して行《ゆ》くのはいやだ、と思って七所借《なゝとこが》りをしても、鉄の草鞋《わらじ》を穿《は》いて歩いても、押詰《....
右門捕物帖」より 著者:佐々木味津三
めっから日本橋に須田町に湯島の下に水戸屋敷前と、それから牛込、四ツ谷、土橋御門の七所に七つのから駕籠がござえますといったんじゃ、話がはでにならねえからね。景気よ....
十二支考」より 著者:南方熊楠
《コブラ》を始め諸蛇の咬んだのを治す力を代々受け伝う。毒蛇に咬まれた人、糸一条を七所結び頸に掛け、ジェット・シン、ジェット・シンと唱え続けながら、王宮に趨《おも....
十二支考」より 著者:南方熊楠
を混ぜるを、短時間に選別《えりわけ》しむるに倣って、万屋《よろずや》の長が、姫に七所の釜の火を断えず焚《た》かせ、遠方より七桶の水を汲ませ、七種の買物を調えしむ....
大菩薩峠」より 著者:中里介山
、湯の野、大熊、殿垣内《とのがい》、小森、五百原《いおはら》、高水《こうすい》の七所に、あとの僧鉢羅竜王《そうばちらりゅうおう》までが一つずつ潜《ひそ》んでいる....
迷信解」より 著者:井上円了
この巨旦は金性なるにより金神と名づく。金性のたましい七つあり。この七つのたましい七所にいて害をなす。ゆえに金神七殺という。殺はころすとよむ。よってこの方をおかせ....