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七曜
「七曜〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
七曜の前後の文節・文章を表示しています。該当する7件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「土曜夫人」より 著者:織田作之助
った。――時計は型が風変りだったのだ。 「拝見!」 時間や分秒のほかに、日付や
七曜が出て来るその時計を、覗こうとすると、 「見にくいでしょう」 貴子はにじり....
「長篠合戦」より 著者:菊池寛
よと下知を伝えた処、大久保兄弟に属している内藤四郎右衛門|信成、金の軍配|団扇に
七曜の指物さしたのが、「我主君は他人の下知を受けるものではない。内藤承って返答し....
「時事雑感」より 著者:寺田寅彦
う。 ある特定の事がらが三回相互に無関係に起こるとする。そうしてそのおのおのが
七曜日のいずれに起こる確率も均等であると仮定すれば、三度続けて金曜日に起こるとい....
「自由画稿」より 著者:寺田寅彦
とによって日のアイデンティフィケーションがほとんど無限大の確実さを加える。これに
七曜日を添えればなおさらである。たとえば甲子《きのえね》の日曜日は一年に一つある....
「トコヨゴヨミ」より 著者:田山花袋
一種の暦を発明したことを思い出したのであった。それは千年前乃至千年後の二十八宿と
七曜日が数字の合せ方で間違いなく出て来るというようなものであった。それをかれはか....
「迷信解」より 著者:井上円了
おかかる迷信の依然として存するは、実に怪しむべきことである。暦日中に見るところの
七曜、九曜、六曜のごときは、民間にて吉凶あるものとして伝うるところなるが、なかん....
「チベット旅行記」より 著者:河口慧海
(日曜という意味)という名を命け、月曜はダアワ、土曜はペンバ、金曜はパーサン、と
七曜によって名を命けるのです。
ところがそういう名だけでも同じ名が沢山あって間....