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七本槍
「七本槍〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
七本槍の前後の文節・文章を表示しています。該当する5件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「右門捕物帖」より 著者:佐々木味津三
らか親の血をうけているとみえて、強情そうだね、そっちが一本槍で来るなら、こっちは
七本槍で責めてやらあ。まずお顔を拝見するかね」 「…………」 「手向かったら、だ....
「賤ヶ岳合戦」より 著者:菊池寛
何とて、敵を筑前と思いけん、今日の敵は盛政なり」と云った。 賤ヶ岳
七本槍之事 桑山修理亮の飛脚が、大垣の秀吉の許に着いたのは、四月二十日の正午頃....
「大菩薩峠」より 著者:中里介山
正以前の作と覚えて申し分がない、柄は竹を合せて作ったもの、賤《しず》ヶ岳《たけ》
七本槍の時、あの連中が使った槍に竹の柄があった、竹を削って菊の花形に組合せて漆《....
「大菩薩峠」より 著者:中里介山
いう、田原藤太が百足《むかで》を退治したところ――浅井長政の小谷《おだに》の城、
七本槍で有名な賤《しず》ヶ岳《たけ》。うしろへ廻って見給え、これが胆吹の大岳であ....
「明治劇談 ランプの下にて」より 著者:岡本綺堂
場式をおこない、市川左団次、市川権十郎、坂東|家橘などの顔ぶれで、一番目は「賤嶽
七本槍」、二番目は「松田の仇討」で華々しく開場したのであったが、それから半年も経....