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七社
「七社〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
七社の前後の文節・文章を表示しています。該当する7件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「神社合祀に関する意見」より 著者:南方熊楠
珍事なる。すなわち三重県の合併はもっともはなはだしく、昨年六月までに五千五百四十
七社を減じて九百四十二社、すなわち在来社数のわずかに七分一ばかり残る。次は和歌山....
「夜明け前」より 著者:島崎藤村
の国家の厚意に報いたとは見えない。あまつさえ、後には山法師などという手合いが日吉
七社の神輿をかつぎ出して京都の市中を騒がし、あるいは大寺と大寺とが戦争して人を殺....
「今日の日本の文化問題」より 著者:宮本百合子
出版社として講談社、第一公論社、主婦之友社、旺文社、家の光協会、日本社、山海堂の
七社を指名し、社内民主化への条件を示し謹慎の条項が示された。第二次に他の十二社が....
「釘抜藤吉捕物覚書」より 著者:林不忘
神の政所《まんどころ》、出雲《いずも》の国の大社《おおやしろ》、神の数は九万八千
七社の御神、仏の数は一万三千四個の霊場、冥道を驚かし此に降し奉る、おそれありや。....
「くぐつ名義考」より 著者:喜田貞吉
否定し難いであろう。儀式帳には大神宮摂社の中に大水上神の御子神を祭ったものが式内
七社式外九社もあり、また別に大水上御祖神というのも出ている。その族類この地方にお....
「憑き物系統に関する民族的研究」より 著者:喜田貞吉
に野崎君の報告に、全部落ことごとくこの家筋だと噂されるという双六谷には、部落内の
七社の氏神がことごとく白山社である趣きに後風土記には見えている。加賀の白山は言う....
「中世の文学伝統」より 著者:風巻景次郎
となく艶にも哀れにも聞ゆることのあるなるべし、 といっており、『日吉社歌合(日吉
七社歌合・慈鎮和尚自歌合)』の判詞にも、同じような説明をしている。そして、こうし....