七種[語句情報] » 七種

「七種〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す

七種の前後の文節・文章を表示しています。該当する15件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
古代国語の音韻に就いて」より 著者:橋本進吉
用することは出来ないのである、すなわち、変体仮名は互いに通用するものであり、四十七種は互いに通用しないものであるというように我々は考えている。ところが実際におい....
神州纐纈城」より 著者:国枝史郎
みせる。……それから金銀円方として、金粉、銀粉、鹿頭、白花蛇、烏蛇、樟脳、虎胆の七種を、丸薬として服ませもするが、これとて対症的療法に過ぎない。東洋では鍼術を行....
般若心経講義」より 著者:高神覚昇
有名な中国の玄奘三蔵が翻訳されたもので、今日、現に『心経』の訳本として、だいたい七種類ほどありますが、そのうちで『心経』といえば、ほとんどすべて、この玄奘三蔵の....
時事雑感」より 著者:寺田寅彦
ゆえ不思議がるであろうか。 三百四十三の場合の中で「同じ」名前の三つ続く場合は七種、これに対して「三つとも同じではない」場合が三百三十六種、従って二つの場合の....
御萩と七種」より 著者:河上肇
御馳走でも、おいしく頂かれるものではない。しかし私はともかく箸を取って、供された七種粥を食べた。浅ましい話をするが、しゃれた香の物以外に、おかずとしては何も食べ....
世界の一環としての日本」より 著者:戸坂潤
。出版法による雑誌(之は大体評論雑誌を含んでいない)は三五年九月現在で一二、四九七種に及び、内東京府だけで三、五九八種を占めている(新聞紙法による新聞雑誌は一二....
万葉秀歌」より 著者:斎藤茂吉
の仏典から来たのは、「古日を恋ふる歌」(巻五・九〇四)にも、「世の人の貴み願ふ、七種の宝も我は、なにせむに、我が間の生れいでたる、白玉の吾が子|古日は」とあるの....
無人島に生きる十六人」より 著者:須川邦彦
うのでもあるが、また、その足が、象の足によくにているからでもある。なんでもかめは七種類あって、島がちがうと、住んでいるかめの種類も、ちがうそうだ。 つい近ごろ....
七重文化の都市」より 著者:野上豊一郎
スとイギリスの勢力が根強く潜在するようになったのを見遁すことはできない。つまり、七種の文化が七重に堆積して出来上った複雑怪奇な都市でカイロはあるということになる....
五右衛門と新左」より 著者:国枝史郎
した。 化学、物理、変装術、早走り、度胸、小太刀使い、機械体操式軽身術、機智の七種を学ぶことによって、大体その道に達することが出来た。 彼等の日常の携帯品と....
香熊」より 著者:佐藤垢石
たのだ。熊掌料理は支那の料理書によると豹胎、鯉尾、龍肝、鳳髓鶚炙、酥酪蝉、狸唇の七種を加えて周の八珍と称しているが、その料理法について木下謙次郎は、まず熊掌を温....
植物一日一題」より 著者:牧野富太郎
するにはあたらない。信をこの貴重な文献においてそれに従ってよいと信ずる。 秋の七種《ななくさ》の歌は著名なもので、『万葉集』巻八に出て山上憶良《やまのうえのお....
妖怪学」より 著者:井上円了
五種 西京にありし夢 二種 熱海にありし夢 十四種(うち七種は帰京の後の夢なり) 他の地方にありし夢 十種 諸方混同したるもの ....
イエスキリストの友誼」より 著者:新渡戸稲造
かく現今家畜として人間と親しく交っているものが世界の生物が一万種ある中で僅々四十七種にすぎない。といっても今数えてみいと言われるとなかなか二十種も数え切れまい。....
」より 著者:中谷宇吉郎
四花と二花から成っている結晶だったことが分ったのである。第14図の※から※までの七種類の結晶は全部天然雪の中で発見され、その写真もそれぞれ撮ることが出来た。 ....