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七観音
「七観音〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
七観音の前後の文節・文章を表示しています。該当する3件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「十二支考」より 著者:南方熊楠
界の観音院に不空羂索《ふくうけんじゃく》あり、『仏像|図彙《ずい》』に不空羂索は
七観音の一なり、南天竺の菩提流支が唐の代に訳した『不空羂索神変真言経』にこの菩薩....
「大菩薩峠」より 著者:中里介山
い》を越え、道を甲州にとって甲府の金手町の教安寺というのに九十一歳の時にきざんだ
七観音が残っているが、それからどこをどうしたか故郷へは帰らない、終ったところもわ....
「日本の伝説」より 著者:柳田国男
のであります。 登米の新井田という部落では、昔隣りの郡から分家をして来た者が、
七観音と地蔵とを内神として持って来て、屋敷に堂を建ててていねいに祀っておりました....