七赤[語句情報] » 七赤

「七赤〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す

七赤の前後の文節・文章を表示しています。該当する8件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
道草」より 著者:夏目漱石
が羊の三碧《さんぺき》で姉さんが四緑《しろく》なんだから。健ちゃんは慥《たし》か七赤《しちせき》だったね」 「何だか知らないが、とにかく三十六ですよ」 「繰って....
ドグラ・マグラ」より 著者:夢野久作
ぞと同じ星廻りだから、三十四から四十までの間が一番災難の多い大切な時だ。尋ね人は七赤金星で、三碧木星とは相剋だから早く諦めないと大変な事になる。双方の所持品同志....
貞操問答」より 著者:菊池寛
を始めてみると、新子もいつの間にか、御幣かつぎになっていた。自分が六白星だから、七赤、八白、二黒の日は吉で九紫、三碧、四緑の日は凶であるなどと、朝刊の九星を気に....
死屍を食う男」より 著者:葉山嘉樹
た方にもよくあるでしょう。 フト、新聞の「その日の運勢」などに眼がつく。自分が七赤《しちせき》だか八白《はっぱく》だかまるっきり知らなければ文句はないが、自分....
狂歌師赤猪口兵衛」より 著者:夢野久作
ません。もはや御承知か存じませんが、あのお熊と申しまする娘は取って十八の一人娘、七赤の金星で、お江戸なら一枚絵とかに出る綺倆で御座いましょうな。五体中玉のような....
放浪記(初出)」より 著者:林芙美子
もうけ話ばかりしているこんな人達の間にもこんな真心がある。 二月×日 「お前は七赤金星で金は金でも、金屏風の金だから小綺麗な仕事をしなけりゃ駄目だよ。」 よ....
妖怪学」より 著者:井上円了
るという。九星の名目は左のごとし。 一白 二黒 三碧 四緑 五黄 六白七赤 八白 九紫 これを時に配し、日に配し、月に配し、年に配し、五行、相生、....
迷信解」より 著者:井上円了
定め難い。その数が一より九までありて、これに一白、二黒、三碧、四緑、五黄、六白、七赤、八白、九紫の名を付し、これを年に配し月に配し、日および時に配し、かつ、これ....