七里けっぱい[語句情報] » 七里けっぱい

「七里けっぱい〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す

七里けっぱいの前後の文節・文章を表示しています。該当する3件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い：新字新仮名]
「街」より 著者:宮本百合子
った。しかも、自分の頭の上で――フッ！ フッ！ それこそ七里《しちり》けっぱい。七里けっぱい。 ――けれども、せきの困るのはここであった。どうして体よく追い払....
「大菩薩峠」より 著者:中里介山
もできませんな、でございますから、こればっかりは御返事の限りではございません――七里けっぱい」 「仮りにだな――薩摩とか、長州とかいう田舎侍《いなかざむらい》が....
「名人地獄」より 著者:国枝史郎
った。 彼は家の者へこんなことをいった。 「俺はあすから旅へ出るよ。鼓賊なんか七里けっぱいだ。もっともっと大きな仕事が、この俺を待っているのだからな。」 ....