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万世不易
「万世不易〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
万世不易の前後の文節・文章を表示しています。該当する5件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「近時政論考」より 著者:陸羯南
ち民権もまた安きことあたわざるなり云々 と。しかして帝政派の宣言にいわく、「内は
万世不易の国体を保守し公衆の康福権利を鞏固ならしめ、外は国権を拡張し各国に対して....
「法窓夜話」より 著者:穂積陳重
るに、今まで法律家の金科玉条と仰がれたブラックストーンの学説を縦横無尽に駁撃し、
万世不易の真理とまで信ぜられていた自然法主義および天賦人権説に対《むか》って反対....
「女大学評論」より 著者:福沢諭吉
ずして古の法に云々を以て立論の根拠とす、無稽に非ずして何ぞや。古法古言を盲信して
万世不易の天道と認め、却て造化の原則を知らず時勢の変遷を知らざるは、古学者流の通....
「妖怪学」より 著者:井上円了
びに西洋とは、その説かくのごとく異なり。しかるに、ひとりシナの説を信じて、これを
万世不易の金則として用うるは、あまりシナ一方に僻する偏見といわざるべからず。もし....
「十五年」より 著者:山本実彦
容は、「ガリレオ、ニュートンらが、力学と物理学とにおいて首唱せる原理は二百年来、
万世不易なるべしと考えられていたが、教授は別天地より宇宙の状勢を洞観し、遂に時間....