万宝[語句情報] »
万宝
「万宝〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
万宝の前後の文節・文章を表示しています。該当する4件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「十二支考」より 著者:南方熊楠
あんま》す。かくて行う事久しからず、やっと十六人に施した後《のち》東昌に至り、馬
万宝の隣家に宿る。一度嫁したが舅姑に虐げられて脱れ出たという。馬これを垣間見《か....
「日本天変地異記」より 著者:田中貢太郎
ちに死に、或は又僅かに身一つ辛くして遁れたれども、資財を取り出づるに及ばず。七珍
万宝、さながら灰燼となりにき」と書いてある。火は時時皇居も焼いた。その火は失火も....
「十二支考」より 著者:南方熊楠
のキン玉を切り去って放てば、鼠家に満つるも殺し尽す事猫どころでないという(『増補
万宝全書』巻六十)。露人もかくのごとく油虫を同士打ちで死に尽さしめ、さてその全滅....
「仏教人生読本」より 著者:岡本かの子
す。つまり私たちの身体、一名多宝塔です。多宝というくらいだから、私たちの身体には
万宝が含み備わっているに違いない。 知らないうちは兎に角、そうと知った以上、塔....