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「万寿山〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す

万寿山の前後の文節・文章を表示しています。該当する6件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
俗天使」より 著者:太宰治
読んで下さい。 二、廃船は意外わが贈物、浮ぶ『西太后の船。』 そもそも北京郊外万寿山々麓の昆明湖、その湖の西北隅、意外や竜が現われた。とし古く住む竜にして、と....
獄中への手紙」より 著者:宮本百合子
うではありますけれど。西太后という女のひとの生活力は大したものであったことが今日万寿山を見てもわかるそうです。エカテリナの生活力が今日でもその建物によってわかる....
北京・青島・村落」より 著者:豊島与志雄
は、五百年以前から今に至るまで、その勢威を保ち続けている。西太后の栄華を誇る郊外万寿山の建造も、この勢威のなかでなされているし、欧米資本による燕京大学や輔仁大学....
北支点描」より 著者:豊島与志雄
舫を浮べるべきである。南京の玄武湖は、ボートに乗って城壁を眺めるによく、北京郊外万寿山の昆明湖は、モータボートを走らせるによく、北京市内の北海・中海・南海は、そ....
白塔の歌」より 著者:豊島与志雄
めの、有効な方法をも相談しました。すると、荘太玄は別な答え方をしました。紫金城や万寿山よりも、五塔寺の古塔や円明園の廃墟の方が、優れた鑑賞者に喜ばれるとすれば、....
祭りの夜」より 著者:豊島与志雄
は、北京には三年ばかりいたきりで、大して面白い話を持ち合わせてもいない。紫金城、万寿山、天壇、公園、市場、芝居、槐の並木……そんなことばかりで、それももう話しつ....