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万歳楽
「万歳楽〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
万歳楽の前後の文節・文章を表示しています。該当する4件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「源氏物語」より 著者:紫式部
八十、纏頭用の品のはいった唐櫃を四十並べてあった。午後二時に楽人たちが参入した。
万歳楽、皇※などが舞われ、日の暮れ時に高麗楽の乱声があって、また続いて落蹲の舞わ....
「源氏物語」より 著者:紫式部
。右大臣の四男と、左大将の三男、それに兵部卿の宮の御幼年の王子お二人の四人立ちで
万歳楽が舞われるのであるが、皆小さい姿でかわいかった。四人とも皆高い貴族の子供た....
「南蛮秘話森右近丸」より 著者:国枝史郎
「これは万歳と申しまして、鶴は千年の寿を延べ、亀は万年を経るとかや、それに則った
万歳楽、ご覧なされい、ご覧なされい」 「仰々神楽の始まりは……」 「これは都に名....
「私本太平記」より 著者:吉川英治
終日の花の宴に、あらゆる余興や媚びの百態を、御前にきそッたものである。 管絃、
万歳楽、陵王の舞まで出つくして、花の梢の夕月に、歓楽の疲れも淡く暮れるかと見えた....