» 三つ指をつ

「三つ指をつ〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す

三つ指をつの前後の文節・文章を表示しています。該当する6件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「右門捕物帖」より 著者:佐々木味津三
々《そそ》とした小女が、いま咲いた山ゆりででもあるかのように、つつましくもそこへ三つ指をついていたものでしたから、口ではいろいろときいたふうなことをいうにはいい....
「道標」より 著者:豊島与志雄
ねても、もう二度とは言われないそうですね。家の出入りには、家人の誰かが必ず玄関に三つ指をついて送迎しなければならないそうですね。家人達と食卓を共にせず、別な室で....
「元禄十三年」より 著者:林不忘
。それが、すこし険のある表情にしているのかもしれなかった。 敷居《しきい》に、三つ指をついていた。 重い髪を、ゆらりと上げかけて、 「あの、立花様から、お使....
「顎十郎捕物帳」より 著者:久生十蘭
ど》。妙なやつがやってきたと思って眺めていると、その男は数寄屋の濡縁に近い庭先へ三つ指をつき、右手を口にあてて、えへん、えへんと二度ばかり軽く咳払いをした。 ....
「猿の図」より 著者:三好十郎
つも着物を着て、マゲなどにゆって――いや、あれもよく似合っていられたからねえ――三つ指をついてさ、全くの日本趣味の――忘れもしません、三芳君が二度目に、この、引....
「あやかしの鼓」より 著者:夢野久作
開《あ》いて、私より一つか二つ上位に見える痩せこけた紺飛白の書生さんが顔を出して三つ指をついた。髪毛《かみのけ》をテカテカと二つに分けて大きな黒眼鏡をかけている....