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三つ足
「三つ足〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
三つ足の前後の文節・文章を表示しています。該当する6件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「西洋人情話 英国孝子ジョージスミス之伝」より 著者:三遊亭円朝
それを又作の首っ玉へ巻き附け、力に任せて縊附けたから、又作はウーンと云って、二つ
三つ足をばた/\やったなり、悪事の罰で丈助のために縊り殺されました。春見は口へ手....
「中国怪奇小説集」より 著者:岡本綺堂
に一物を発見した。それは海亀に似たもので、大きさは車輪のごとく、身には甲をつけて
三つ足であった。これぞ世にいう「能」である。道士はその半分を剖いて、持ち帰って朝....
「十二支考」より 著者:南方熊楠
だと駁撃した。しかし宗祇『諸国物語』に、ある人いわく、市店に売る蛸、百が中に二つ
三つ足七つあるものあり、これすなわち蛇の化するものなり。これを食う時は大いに人を....
「半島一奇抄」より 著者:泉鏡花
とさかの燃えるように、水柱を、颯と揃って挙げました。 居士が、けたたましく二つ
三つ足蹈をして、胸を揺って、(火事じゃ、……宿じゃ、おたにの方じゃ――御免。)と....
「狐狗狸の話」より 著者:田中貢太郎
る と説明すればいいだろう。明治四十年比、独り判断の出来るハート形の軽い板へ、
三つ足の後の二本へ陶製の円い物を附け、前足は鉛筆で、いろいろな問を筆答する仕組の....
「手仕事の日本」より 著者:柳宗悦
味のある海鼠釉を用いて土鍋だとか湯通だとか甕だとかを焼きます。中で耳附の土鍋は、
三つ足も添えてある古い型を伝えるものでありましょう。土鍋としては日本中のもので最....