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三信
「三信〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
三信の前後の文節・文章を表示しています。該当する15件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「吾輩は猫である」より 著者:夏目漱石
だ。せっかくの針作君の九拝も臥薪甞胆も何の役にも立たなかったのは気の毒である。第
三信にかかる。第
三信はすこぶる風変りの光彩を放っている。状袋が紅白のだんだらで、....
「桶狭間合戦」より 著者:菊池寛
前進 葛山信貞 五千人 本軍 今川義元 五千人 鳴海城守備 岡部
三信 七八百人 沓掛城守備 浅井政敏 千五百人 更に大高城の鵜殿長照をして....
「新しき夫の愛」より 著者:若杉鳥子
。ではまた来週! 5 手紙を、五月になってから二つ受け取った。第
三信というのと第四信とである。 ゴールキーの小説のような街で君が生活してること....
「獄中への手紙」より 著者:宮本百合子
だった人。 十二月二十四日〔市ヶ谷刑務所の顕治宛 上落合より(封書)〕 第
三信 十二月二十四日。午後。(月曜日) 今日は。いかがですか。お体の工合、本の....
「獄中への手紙」より 著者:宮本百合子
刑務所の顕治宛 上落合より(山下新太郎筆「海棠」の絵はがき)〕 五月十日、第十
三信の副。 五月三日におめにかかってかえりましたら、午後四時すぎに倉知の叔父が....
「獄中への手紙」より 著者:宮本百合子
ヶ谷刑務所の顕治宛 駒込林町より(封書)〕 七月十九日 日曜日 午後四時 第
三信 蝉《せみ》の声がしている。ピアノの音がしている。 二階に上って来て手摺....
「獄中への手紙」より 著者:宮本百合子
〔市ヶ谷刑務所の顕治宛 山口県島田より(封書)〕 四月二日。晴 島田からの第
三信 待ちかねるようであったお手紙がやっと来ました。あなたは三月十八日に書いて....
「獄中への手紙」より 著者:宮本百合子
。ひさのお使いは無駄足だったのですから。 ところで、二月二日に書いて下すった第
三信、九日の朝立つときに着いたというのは実に大出来です。昨年のうちに、やはりこの....
「獄中への手紙」より 著者:宮本百合子
一月六日 〔巣鴨拘置所の顕治宛 慶応大学病院より(封書)〕
一月六日 第
三信
明るい午後。風がきついらしいけれども、実に実に青い空。東京の正月はじめの....
「獄中への手紙」より 著者:宮本百合子
う。
一月五日 〔巣鴨拘置所の顕治宛 目白より(封書)〕
一月五日 第
三信
きょうはおだやかないいお天気。そして、二十八日のお手紙が到着。二十七日お....
「獄中への手紙」より 著者:宮本百合子
で。 一月十二日 〔巣鴨拘置所の顕治宛 目白より(封書)〕 一月十一日 第
三信 今この二階へ斜かいに午後の陽が一杯さし込んでいて、家じゅう実にしずかでい....
「臨時急行列車の紛失」より 著者:新青年編輯局
二信が飛来した。 『予報の臨列未着』 それから十分後には、いっそう謎のような第
三信が受取られた―― 『臨列の予報は何かの間違と認む。臨列後のセント・ヘレン発短....
「平泉紀行」より 著者:村山俊太郎
義経はこういっている。 ああ、みちのくの天地よ、さらば永久に静かなれ。 (第
三信・平泉にて)....
「母と娘」より 著者:岡本かの子
み水が悪いそうです、殊に夏は。充分気をつけて下さい。(ママより) 六月十三日 第
三信(モントリシヤにて) ママ、私達は今日イボギンヌの叔父夫婦の居るモントリシヤ....
「〔付〕唯物論研究に就て(戸坂潤手記)」より 著者:戸坂潤
、兼常清佐等四十名の発起人を獲得し準備会が組織された。そこで九月二十五日、日比谷
三信ビル東洋軒に於て在京発起人会を開き(参加発起人十九名)、長谷川を議長とし、規....