三十六歌仙[語句情報] » 三十六歌仙

「三十六歌仙〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す

三十六歌仙の前後の文節・文章を表示しています。該当する4件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
十二支考」より 著者:南方熊楠
に関守《せきもり》は聞き咎めもせず関の戸も閉ざさざれば人も行き過ぎぬとなり。集外三十六歌仙里見玄陳歌にも「遠方《おちかた》に夕告鳥の音すなり、いざその方《かた》....
武州喜多院」より 著者:中里介山
の盛りにも来て見たことはあるが、今度はその時見残した国宝の職人図だの、岩佐勝以の三十六歌仙だの、そんなものを見せてもらうことが出来れば幸だと思った。 入間川ま....
東山時代における一縉紳の生活」より 著者:原勝郎
と記している。この大内との縁からして、彼家の重臣である杉二郎左衛門の所望に応じ、三十六歌仙の歌を色紙に認めたり、同じく重臣の陶三郎から、筑前名産の海児《うに》二....
鴎外の思い出」より 著者:小金井喜美子
神社です。石の鳥居をくぐって社殿までの右側に、お神楽殿があって、見上げる欄間には三十六歌仙の額が上げてあったかと思います。左側の石の手洗鉢にはいつも綺麗な水が溢....